観光

エストニアの食を楽しむ。タリン旧市街のおすすめレストラン!

エストニアの首都タリンでは、エストニアの伝統的な料理はもちろん、ヨーロッパやアジアなど様々な国の料理を楽しむことができます。

しかも、エストニアの物価は近隣北欧諸国と比べて比較的安価。たくさんの料理を楽しむことができるはずです。

今回は旧市街周辺のおすすめカフェ・レストラン・パブを紹介します。

Olde Hansa

オルデハンザ公式サイトより

多くの観光ガイドで紹介されているOlde Hansa (オルデハンザ)

タリン旧市街の中心であるラエコヤ広場のすぐ近くにある人気レストランは、入ってみればその人気の理由が分かることでしょう。

ハンザ同盟都市時代の裕福な商人の家をイメージしたお店です。

ほのかに照らされる店内、エストニアの民族衣装を着た店員たち、聞きなれないメニュー。中世のエストニアにタイムスリップしたような気分を味わえます。

旧市街のまさに中心にあるのでお値段は少々高めかもしれませんが、最高の食事を楽しめるはずです!

また、併設されている雑貨屋には、心ときめくエストニア雑貨がたくさんありお土産に最適です!

このお店の嬉しいところの一つは、日本語メニューが用意されている点です。英語に自信がない方でも安心ですね。公式サイトからオンライン予約も簡単にできるので、ハイシーズンに訪れる方はぜひ予約を!

住所: Vana turg 1, Tallinn

URL: https://www.oldehansa.ee/

 

 

 

III Draakon

ラエコヤ広場で最も目を引く店のひとつが、Ⅲ Draakon(コルマス・ドラーコン)です。

タリン市庁舎の一階にある、中世の雰囲気漂う素敵なお店です。

どちらも中世の雰囲気を感じられますが、先述したオルデハンザが「レストラン」だとすれば、こちらは「パブ」という言い方がふさわしい雰囲気。

フードメニューはパスティ(具入りのパイ)、スープ、ソーセージなど数が限られていますが、他の旧市街での食事に比べたら破格の安さと言えるでしょう。

このお店だけで満腹になるのは難しいかもしれませんが、いろいろなものを少しずつ食べ歩きしたい方に非常にお勧めです。

住所: Raekoja plats 1, Tallinn

URL: https://www.kolmasdraakon.ee/index.php/en/main

Karja Kelder

karja kelder公式サイトより

Karja Kelder(カルヤ・ケルデル)は良心的なお値段で楽しめる居酒屋。

タリンで最も歴史のある居酒屋とされています。

軽食やサラダ、スープ、ボリュームのあるメイン料理のほか、日替わり料理・月替わり料理も楽しむことができます。

小腹がすいた程度の時も、ガッツリ食べたい時も、ここに来れば間違いなしです。

住所: Väike-Karja 1,Tallinn

URL: http://www.villemipubid.ee/

MAIASMOKK

maiasmokk公式サイトより

MAIASMOKK(マイアスモック)タリン最古であり、エストニア全体でも一番古いとも言われているカフェ。

クラシカルな店内でおいしいコーヒーとケーキを楽しむことができます。また、リニューアルされた二階では、スープやサラダ、小さめのメイン料理も提供されています。

しかし、超人気店のため、店内はいつも混雑しています。公式ウェブサイトで予約すると安心かもしれませんね。

住所: Pikk tn 16, Tallinn

URL: https://www.kohvikmaiasmokk.ee/en/

KAERAJAAN

kaerajaan公式サイトより

モダンなエストニア料理を楽しめるのがKAERAJAAN(カエラヤーン)

エストニアの伝統料理をベースにした個性的な創作料理を楽しめます。

ほかのお店と比べると少々お高めかもしれませんが、雰囲気の良さは抜群。特別な時間を過ごしたい方にはおすすめです。

住所: Raekoja plats 17, Tallinn

URL: https://www.kaerajaan.ee/en

Vanaema Juures

Vanaema Juures(ヴァナエマ・ユーレス)は「おばあちゃんのところ」が意味する通り、あたたかい雰囲気のレストラン。

地下にある可愛らしい店内で、素朴かつ抜群においしいエストニアの伝統的な料理が楽しめます。

観光客が比較的少なく、穴場ともいえるでしょう。

住所: Rataskaevu 10, Tallinn

URL: http://www.vonkrahl.ee/en/vanaema-juures/

レストランだけが、料理を楽しむ場所じゃない

estonian food plate

今回はエストニアの旧市街にあるレストランやカフェ、パブを紹介しました。

しかし、今回紹介したお店で食べられるものだけがエストニアの食文化ではありません。

たとえばKohuke(コフケ)。エストニアの子供たちが朝食べる不思議なお菓子は、スーパーマーケットの乳製品売り場で手に入ります。

他にも、ベーカリーで黒パンを試してみたり、エストニアで一番有名なチョコレート会社Kalevで量り売りのチョコレートを買ってみたり。中央市場や駅に隣接したBalti Jaama Turgなどの市場を覗くのも楽しいです。

タリンはコンパクトで観光しやすいですから、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

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Umabe Momoka
早稲田大学国際教養学部2017年度入学。2018年夏からエストニア・リヴォニア地方のUniversity of Tartuに交換留学中。人文地理学や美術史、戦後の日本のサブカルチャーに興味があります。サウナと水風呂が大好きで、最近は地方都市のサウナを発掘中。それと一緒に、閑古鳥鳴く博物館によく行きます。