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エストニア観光の第一歩!タリン空港から旧市街までの行き方

タリン空港から旧市街までの行き方

エストニアに飛行機でやってきた人たちの多くが最初に行くところは、タリン旧市街でしょう。事実、観光客向けのホテルやホステルも旧市街やその周辺に密集しています。

この記事では、タリン空港からタリンの旧市街への行き方を徹底解説!これさえ読めば迷わず辿り着けること間違いなしです!

タリン空港はどこにある?

エストニアの首都・タリンの中心部の南東にあるのがタリン・レナルトメリ空港(Tallinna lennujaam)。エストニアの空路の中心となっている空港です。

就航都市はヘルシンキ(フィンランド)・リガ(ラトビア)・ストックホルム(スウェーデン)・ミンスク(ベラルーシ)など周辺国の首都のほか、ロンドン(英国)・アムステルダム(オランダ)・ブリュッセル(ベルギー)など西欧の国々とも結ばれています。

2019年1月現在、日本とエストニアを結ぶ直行便はなく、ヘルシンキやワルシャワ(シェンゲン協定域内)、モスクワやイスタンブール(シェンゲン協定域外)がメジャーな経由地になっています。

タリン空港からタリン旧市街の距離は4.2km。歩いていけないこともないでしょうが、多くの人は公共交通機関を利用することになるでしょう。

runway

 

トラム・バスでの行き方

トラム・バス乗り場はどこ?

タリン空港の荷物受け取り場からロビーに出ると、空港が想像以上に小さいことがわかります。向かって右側に進むとすぐにバス・トラム乗り場が見えるはずです。

基本的に乗り方に関してバスもトラムも違いはありません。バスは2番、トラムは4番が旧市街まで向かいます。

ちなみに旧市街に一番近い降り場は、ViruVabaduse väljakになります。
エストニアの交通機関は、バス停やトラムストップ一つひとつに名前があるので、事前に調べてメモをしておけば、問題ないです!

タリン トラム

チケットの種類

エストニアにある程度滞在し、何度も公共交通機関を使う場合はタリンカード(Tallinn Card)やスマートカードÜhiskaart)を購入するのがお勧め。バス・トラム乗り場に向かう途中に空港のR-Kioskがあるので、そこで購入できます。

タリンカード(Tallinn Card)

タリンカード↑Tallinn市公式サイトより引用
  • 買い切り式(24時間26€、48時間39€、72時間47€)
  • 公共交通機関を自由に利用できる
  • タリン市内の40以上のアトラクションや美術館・博物館が無料
  • ツアー・レストラン・雑貨屋・お土産屋での割引

 

スマートカード(Ühiskaart)

スマートカード↑Tallinn市公式サイトより引用
  • チャージ式(プリペイドカード)
  • デポジット2€
  • 1枚で一度に6人まで使える
  • 1時間1.1€
  • 1日券3€、3日券5€、5日券6€、30日券23€
  • 1日3回乗車すると自動的に1日券になる等、自動的に一番安い料金に切り替わる
  • 購入6か月以内であれば、デポジット2€の払い戻し可能

 

短期間の観光で沢山のスポット、博物館を楽しみたい人にはタリンカード

ひとつの博物館をじっくり楽しみたい人、とにかく移動費用を抑えたい人、複数人で行動する人にはスマートカード

をおすすめします!

QRコード式のチケットや、車内で現金支払いという手段もありますが、割高な上システムが複雑なので、タリンカード、もしくはスマートカードを購入することを強くおすすめします。

Alex
Alex

タリン市内の多くの博物館・美術館の入場料は比較的安価(おもに3€~8€)なので、タリンカードを購入する人も、あらかじめそれらの入場料を調べておくといいかもしれません!

チケットの購入方法

空港のR-Kioskの店員は、観光客慣れしているので英語が通じます購入したいカードの名前と、何時間分または何€分が欲しいかを伝えます。

“I would like to buy Smart card and top up for 3 days.”

要望に合わせて、カードの種類や値段の部分を変えてみてくださいね。

 

タクシーでの行き方

割高になりますが、他の国や地域と同じようにタクシーを使うという選択肢ももちろんあります。

バスやトラムが時間の都合でうまく利用できない場合や、あらかじめ特定の目的地がある場合はタクシーの利用が便利ですね。

英語が通じない場合もありますが、もしお互い英語でうまく意思疎通できなくても、目的地の場所さえ伝えられれば大丈夫です。

旧市街までは約15ユーロです。

 

Boltでの行き方

個人的に最もオススメの移動手段はこちら。

現地発のライドシェアリングサービスBolt

taxify

Uberを利用したことがある人も多いと思いますが、エストニアではBoltの方が台数が多めです。

通常のタクシーよりも安価に移動することが可能ですし、行き先を告げる必要もないので、英語ができない方でも安心ですよ!

支払いはカード・現金どちらも可能です。

 

インストールはこちら 

 

初回の支払画面でプロモーションコード「9D3JF」を入力すると、5€分が無料になりますよ!

ただし、日本からWi-Fiルーターをレンタルしている方は、SIMでの認証ができなくなる可能性があるので注意です。その場合は事前にインストールするのがおすすめです。

 

SIMフリーの方は、空港では現地SIMを購入することができるので、開通後の登録がオススメ。エストニアのSIMカード事情については以下の記事で紹介しています!

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タリンはコンパクトで観光しやすい街

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タリンはバスやトラムを中心とした交通網が発展している上、エストニア発のライドシェアリングサービスBoltは安価で移動には困らない街です。

バス・トラムをはじめとして空港から旧市街まで向かうのにはいくつかの選択肢があります。もし困ったとしても、バス・トラム乗り場の表示を読んだり空港の職員の方に聞いたりすれば、どの方法も決して難しくないと思います。

チケットやアプリ、それからお金の準備をして、快適な滞在をお送りください!

 

 

ABOUT ME
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Umabe Momoka
早稲田大学国際教養学部2017年度入学。2018年夏からエストニア・リヴォニア地方のUniversity of Tartuに交換留学中。人文地理学や美術史、戦後の日本のサブカルチャーに興味があります。サウナと水風呂が大好きで、最近は地方都市のサウナを発掘中。それと一緒に、閑古鳥鳴く博物館によく行きます。