Uncategorized

【対応必須!!】年次会計報告書の提出方法を徹底解説

エストニアで法人を設立してビジネスを運営している以上、売り上げの有無に関わらず年次会計報告書の提出が必要になります。「会計の知識なんてないし、ましてや海外でそんな書類どうやって作ればいいのかわからない…」という方、ご安心ください。

この記事でエストニアでの年次会計報告書の提出手順を詳しく解説いたします。

 

年次会計報告書とは

年次会計報告書とは、企業が会計年度ごとに作成する決算書(財務諸表)のことをいいます。

エストニア法人を運営している場合、例外なく必要になるのがこの年次会計報告書の提出です。SetGoを利用して法人を設立している場合、6月30日までに書類を提出しなくてはなりません。

これを怠ってしまうと、罰金や法人登録の取り消しといった措置を受けることになります。

そういう事態に陥らないためにも、この記事を参考にして忘れずに書類を提出するようにしましょう。SetGoでは会計パートナーを通じた年次会計報告書作成サービスを提供していますので、書類の提出に不安のある方は当サービスのご利用もご検討ください。

SetGoに問い合わせる

 

年次会計報告書の提出方法

1. ポータルにログイン

まずエストニアの法人登記ポータルへログインするところから始まります。e-ResidencyカードもしくはSmart-IDを利用してログインを完了してください。

リンク先のe-Business RegisterはSetGoが提供しているものではなく、エストニア政府が管理しているポータルサイトです。年次会計報告書作成時にはSetGoではなく、e-Business Register上で手続きを行う点にご留意ください。

 

ログイン後、画面上部にある「Annual Report」をクリックして、書類提出手続きを行います。Smart-IDをまだ登録されていない方は、以下の記事を参考にしながら利用を開始されることをオススメします。

e-Residencyライフをより便利に!エストニアのデジタルIDアプリ・Smart-IDの利用方法を徹底解説 エストニアのあらゆるサービスで電子認証・電子署名をする際に必要なe-Residency。ICチップが搭載された物理カードをカード...

 

2. 書類の作成

「Annual Report」をクリックすると以下の画面が表示されます。

年次会計報告書提出の手順について、エストニア政府が発行しているE-filling-guideに詳細にまとめられています。この記事ではその大まかな流れをかいつまんで解説しているので、詳しい内容について、上記のリンクも確認しながら手続きを進めることをお勧めします。

 

3. データ入力者の指定

会計報告書のデータを誰が入力するかを指定する項目です。法人の役員以外の人間(会計士など)に報告書の作成を委任する場合、この項目にそのメンバーを入力する必要があります。役員が自ら書類を作成・提出する場合は、この項目を埋める必要はありません。

情報の入力を委任されるメンバーはエストニアのIDを所持している必要があります。

 

4. 監査人の指定

特定の条件に当てはまる場合、年次会計の外部監査が必要です。データ入力の前にこの項目で監査人を指定することで、報告書の作成過程を監視させることができます。会社の規模が小さく、売上額や従業員数が少ない場合はこの項目を入力する必要はありません。

年次会計の外部監査が必要な条件

以下の3項目のうち2つを満たしている。

  • 従業員数が30人以上
  • 年間売上高または収入が2,000,000ユーロ以上
  • 貸借対照表日現在の総資産が1,000,000ユーロ以上

 

5. 報告書の作成

「Reports to be submitted」の画面に戻り、「Add new report」をクリックします。以下のように必要な情報を入力していきましょう。

 

情報の入力を終え、「Add new report」をクリックすると以下のような画面に移ります。「Filling in reporting forms」から、会計報告の情報入力を行ってください。

1~5の全ての工程を終えると、書類がアップロードされ、年次会計報告書の提出が終了します。

売上が報告年度で発生しなかった場合、「Loading report XBRL」→「Breakdown of sales revenue」にアクセスし、

  • “No economic activity was performed”
  • “Operating company, but did not gain sales revenue”

のどちらかを選択する必要があります。年度内に経済活動が全く行われなかった場合には前者を、会社を運営していて売上が上がらなかった場合は後者を選択の上、事業領域を選択します。

 

最後に

年次会計報告書の提出手順の解説はこれで終わりです。

年次会計報告書の提出は事実上、自力で行うこともできますが、経費の計上など、専門的な知識を要する工程もあることから経理会社に会計書類の作成を依頼するのが一般的です。

上にも述べた通り、SetGoでは年次会計報告書の作成サービスを有料で提供しておりますので、サービスの利用をご希望の方や、この記事を読んでご不明な点がある方はお気軽にカスタマーサポートまでお問い合わせください。

SetGoに問い合わせる

 

 

ABOUT ME
SetGo Estonia
SetGo Estonia
e-Residencyと連携したオンライン法人登記プラットフォームを提供していいるGov-Techスタートアップ。EU圏にアクセス可能なエストニア法人の設立・事業運営をサポートすることで、世界中・全ての人々が平等、かつシームレスに行える未来を目指している。エストニアに進出する日本企業に対してコンサルティング事業も展開中。