ビール好きのみなさま!お待たせいたしました!!
エストニアに来て、こつこつと違う種類のビールを飲み続けて1ヶ月。
なにが美味しいかなどの情報をあえて調べず、「よく見かける」「気になる」そんな嗅覚と、「まっさらな気持ちで飲む」そんな味覚で生み出されたランキングと値段を一挙大公開!
『旅の楽しみは現地ビールでしょ!』という方も
『ビールは飲めない…』という方もぜひお楽しみください◎
世界にはビールのスタイルが100種類以上!
世界には100種類以上のビールのスタイルがあるなかで、主に日本で飲まれているのはたったの1種類というのはご存知でしょうか?
ビールの発酵方法は3種類
ビールの発酵方法は3種類。
①エール(昔ながらの製法/上面発酵)
②ラガー(中世以降の新しい製法/下面発酵)
③自然発酵(数多く作られていない)
ほとんどのビールがエールかラガーの発酵方法になるのです!
『エール』『ラガー』を細かく分類したものを”スタイル”
2種類の発酵方法をさらに細かく分類したのが”スタイル”といいます。(種類という言い方もされますね!)
●エール系:ペールエール・IPA・ヴァイツェンなど
(日本ビール:よなよなエール・プレミアムモルツetc…)
●ラガー系:ピルスナー・ドルトムンダー・シュヴァルツなど
(日本ビール:アサヒスーパードライ・エビスビールetc…)
ビール好きの方は自分の好きな”スタイル”がきっとあるのではないでしょうか?またワインのように「この食事にはピルスナーだな!」といった、料理で使い分けて飲まれる強者もきっといるはずです…!
「プッハー!」の喉越しはラガー系
最近ではプレミアムモルツやクラフトビールなどの「エール系」もでてきましたが、日本のビールといえばほとんどがスッキリ喉越しの『ラガー系』。日本食にめっちゃ合うんですよね。
しかし世界のほとんどは「エール系」なのです!
エストニアとビール
ヨーロッパ諸国のビールの国と言えば?と聞くと「ドイツ」や「ベルギー」「チェコ」などが有名ですが、実はエストニアもビールが有名なんです…!
毎年5月に開催されるTallinn Craft Beer Weekendはバルト海で初めてかつ最大級の国際的なクラフトビール祭り。2019年で5周年!
ドイツやベルギーなど、ビールで有名な国も近いエストニア。
パブやスーパーでもいろんなスタイルのビールが飲めて、他のヨーロッパ圏より比較的物価も安いため、ビールライフを謳歌されるのにピッタリ!
▼ここはぜひ行って欲しい!
エストニアの2大ビール会社
エストニアのビールのほとんどが「A.LeCoq」もしくは「saku」というビール会社から出されています。
こちらのビールたちはどこにでも売っている看板商品。
そのほかによく見るのが「KARLおじちゃん (saku) 」や
「Alexander 三兄弟 (A.Le Coq) 」シリーズ!
※ おじちゃんや三兄弟は私が勝手に呼んでいるだけが、エストニアにきて見つけ際は、心のなかで「あ!KARLおじちゃんだ!」と思っていただけたらとっても嬉しいです。笑
ビールランキングスタート!
それではいよいよ地道な調査によるランキングを一挙大公開!こちらのランキングは主に「IPA」が好きな味覚の持ち主のランキング。
そして、評価基準が”ビールの味を楽しむ” ”味がしっかりしているか”なので、下位にランクインしたものたちが決してマズイわけではありません!
それではさっそく13位からいってみましょー!!
13位
Saku Original(saku)
いきなり出てきたのはsakuの看板商品!
本当にどこでも見かけるエストニアの代表ビール。エストニアに来たらまずはこれを飲んで地元を感じてみてはいかがでしょうか?
12位
PREMIUM(A.LeCoq)
続いて出てきたのがA.LeCoqの看板商品! (もちろん2大ビール会社のことなど情報として知らない中で決めたランキングです)
こちらはTHEエストニアビール。味は日本よりもちょいと濃く、炭酸は弱いのでのど越しはなし。苦味は少ないですが、ドイツ・ベルギーほど甘みがあるわけでもありません!
11位
KARL Friedrich Lager(saku)
KARLおじちゃんラガーver.がランクイン!可もなく不可もなくといった感じ。
10位
KARL Friedrich Märzen(saku)
KARLおじちゃん2連続!
Märzenと書いて丸善でなくメルツェンと読みます。笑
ドイツで生まれたメルツェンという種類で、ドイツでは3月に仕込んだメルツェンビアを夏を越して熟成させて、オクトーバーフェストで呑むことから、オクトーバーフェストビールと呼ぶこともあるそうです!
9位
ALEXANDER(A.LeCoq)
Alexander三兄弟の一人目が登場しました!正直これも可もなく不可もなく。です。
8位
Saku Rock(saku)
目立つ黒色にマットな質感の缶で作られたROCK。
なんとバルチック・ブランド賞のコンテストで2004年に最優秀エストニア・ブランドに選ばれたそう!
7位
ALEXANDER DUNKEL(A.LeCoq)
ビールの色がダークブラウンのDunkelというスタイル。適度な甘さと苦味があり、ラガービールなのですっきり感で飲めます!
6位
Saku Pilsner(saku)
少し甘みがあって日本のビールに似ているので、きっと日本人には馴染みがあると思います!ピルスナーなので自炊で和食を作られたときはぜひ!ゴクゴク飲めます!
5位
ALEXANDER WEIZEN(A.LeCoq)
Alexander三兄弟の中で一番美味しいのはWEIZEN!ビールが苦手な方でも香り高くとても飲みやすいです!食後のゆったりタイムのビールとしてもgood!
4位
DOUBLE BOCK(A.LeCoq)
薄味の辛口。スーパードライが好きな人にはピッタリかもしれません!度数が7%で少し高め。BOCKは2Lペットボトルでも売っています。手軽に酔えるビール界のストロングゼロ?!笑
3位
Saku KULD(saku)
sakuのビールで一番美味しい!
レストランやパブでsakuKULDがあればぜひ頼んでみてくださいね!値段もお手頃です!
2位
IPA(A.LeCoq)
クラフトビールのIPAより断然安く飲めてGood。IPA好きのみなさんは一度ぜひ飲んでみてください!
栄えある第1位は…!!
WHITE IPA(A.LeCoq)
2位で出てきたオレンジのIPAよりも香りが高く美味しい!!
日本でIPAはなかなか馴染みがないですが、ぜひとも一度飲んでみてほしい!水色とオレンジのIPAはスーパーでもよく見かけます◎
毎日ビールと味わいビールは違う
いかがでしたでしょうか?
何も知らない状態で味覚だけでのランキング。
IPA好きも相まってIPA系がTOP2を飾りましたが、前述したように評価基準は『味わいを楽しめるか』なので、ゴクゴクと「ただビールを飲みたい!」という毎日のように飲むビールであれば値段も含めて、やはり2大看板商品やKARLおじちゃんなのかなとも思いました◎
値段は高いの?
エストニアは、ビールに瓶や缶のデポジット代€0.10(約13円)がプラスでかかります。(回収BOXに入れるとデポジット代が割引レシートとして返ってきます!)
スーパーで表記されている値段は税込み価格なので、値段+€0.10が実質のビール代。
先ほど紹介した13種類の値段がこちら!
(左から1位〜13位)
なんとTOP5中、A.LeCoq商品が4商品もランクイン!
スーパーごとに値段の差が!
中心地(旧市街・Viruらへん)とその周辺のスーパーではビールの値段がぜんぜん違うのです。
KARLおじちゃんを見てみると…
約40〜90円の差が…!
これはビール好きには死活問題です。いやはや。
安いスーパーはここだ!
ビールを思いっきり楽しんでいただきたいので、この記事をご覧の皆さまには、私が知っている安いスーパーをこっそりお伝えさせていただきますね。
▼お土産を買うのもいいかも?
▼Grossi Toidukaubad
断然安い!ですが、ビールの品揃えもそこそこ。
(それでもランキングに出たビールの半分以上は置いています◎)
営業時間:月〜日 8:00〜22:00
住所:Lastekodu 14, 10113 Tallinn
そしてもうひとつがこのスーパーから徒歩1分の
▼Maxima Tartu mnt
ビールの品揃えもしっかりしつつ、地元民価格!
営業時間:月〜日 8:00〜22:00
住所;Tartu maantee 49, 10115 Tallinn
このふたつのスーパーは日本食材店のMoMoさんも近く、日本人も住んでる人が多い場所にあります。トラムの駅「Keskturg」降りてすぐ!(中心地のviruからでも徒歩20分)
スーパーなどのアルコール販売は10:00~22:00までなのでご注意くださいね!(飲食店では飲めます◎)
年齢は18歳以上。
また、購入時のパスポート提示は義務ではないものの、何度か求められたこともあったのでご注意ください!
ノンアルコールも豊富なエストニア
エストニアではノンアルコールのビールもたくさん置いてあります!
ほとんどが€1以下で安い!
酔っ払ってきたらノンアルに変えてもきっとわかりませんよ。笑
番外編(エストニアで購入できる他国ビール)
実は1ヶ月かけて、こつこつ飲み続けたビールは全25種類。
「え?13種類しか出てきてないけど?」と思ってくださったそこのあなた!そうなんです!なにも情報を入れなかったからこそ、エストニア産ではないビールを12種類も飲んでいたのです。笑
ただ、どこでもよく見かけるビールなので、エストニア人にも馴染みのあるビールたちなのは間違いない!
ということで、番外編として残り12種類のなかからこれはお伝えしておきたい!というビールをご紹介させていただけたらと思います◎
チェコビールは美味しい
チェコビールは日本人好みで美味しいと聞きますが、まさしくその通り。
こちらのKozel。
Kozel Premium(チェコ)
(€1.59/¥207)
スーパーでよく見かけるので飲んでみたら美味しい!日本のビールと似ていて、食事にとっても合います。エストニアでよく見かけるチェコビールの中で一番おすすめ!
25種類の全体ランキングで見事3位に輝きました。
BALTIKAはバルト三国ではない
エストニアに来て、一番始めに購入したビールがこちらのBALTIKAのお酒。
BALTIKA0 & BALTIKA7(ロシア)
(€0.75/¥98 €1.19/¥155)
エストニア産っぽいお酒を選んでいたら「BALTIKA」の文字があるではないですか!
BALTIKA=バルト三国=エストニアのお酒に違いない!!!と、頭の中での公式が出来上がり購入したところ、後々調べるとロシアのお酒でした。笑
ただ、BALTIKAのお酒は基本他より安い。ただし全体ランキングでは22位&23位。
おじちゃん愛飲ビール
特に地元の方が行くスーパーで冷蔵販売されていて、価格も安く売れているこちらのビール
Holsten Premium(ドイツ)
(€0.99/¥129)
味わい深いビールというより、とにかくビールが飲みたいんだ!といったハウスワインならぬハウスビール的な位置づけ。地元のおじちゃんがスーパーの前で飲んでるのをよく見かけます。笑
25種類ランキングの1位のお酒は…
「25種類全体のランキングの1位も水色のIPAだったの?」と思われたそこのあなた!!するどい!!実は1位に輝いたのはこちらのビール!
MEISTRITE GILDI KULDNE(リトアニア)
バルト三国の一番南にあるリトアニアのビール。
日本っぽいビール+甘みあり。ドイツビールのように甘ったるくないので食事にも◯。サッポロ黒ラベルに似ていて、スッキリ切れ味、喉越しもよしです!(水色IPAは全体では2位でした)
これはぜひ、エストニアに来たら飲んでみてくださいね!
最後に…
せっかくなので25種類の全体ランキングをひと目でどーんとわかるお写真をもって〆たいと思います!
エストニアでよく見かけるビール1位〜25位はコレだ〜〜!!
(左から1位〜25位)
この記事がエストニアに来られるビールLoverの参考になったらとっても嬉しいです!
▼タリン空港からラクラク!お待ちしております!
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