世界でも群を抜くマーケティング/ブランディング戦略を展開するエストニア政府が、今度はVRを用いたコンテンツを展開しています。一体どんな内容なのか、実際のデモ画面を用いながら紹介していきたいと思います!
エストニア政府がVRコンテンツをリリース
今回リリースされたのはVR Estonia。
エストニアの大自然や旧市街の様子をVRゴーグルを通して仮想体験しながら、電子国家としての取り組みを理解することが出来るコンテンツです。
ランディングページから「ENTER」ボタンを押すと、コンテンツに進むことができます。
この時、VRゴーグルをお持ちの場合は装着しましょう。
ご安心ください、VRゴーグルなんぞ持っていない!という方でも、問題なく体験することができます。
※PCの方は、中央の白いポインターをドラッグアンドドロップで動かして、”Go to videos”に合わせるとコンテンツに進むことができます
大統領も出演 豪華すぎるコンテンツ
まずはカリユライド大統領のナレーションとともに、電子国家、そしてスタートアップ大国としてのエストニアがアピールされます。
その後は旧市街の広場に(なぜか)ユニコーンが現れ、彼の背中に乗りながら旧市街を空中散歩する、という中々凝ったコンテンツ。
ドローンで撮影したであろうこの映像を「ユニコーンの背中に乗って探検する」という体験に置き換える頭の柔らかさは中々ですね…!もちろんVRなので、360度見渡せるパノラマです。
その後は任意のコンテンツを選択して見ることができます。
ライブラリーはかなり整備されていて、e-health、サイバーセキュリティ、X-Roadなどのコンテンツを無料で解説されていますよ…!
※2018年10月8日現在は英語コンテンツのみ
↑画面左部の青いアイコンにポインターをあわせると、それぞれコンテンツを見ることができる仕組みです。
注目すべきはエストニアのマーケティング戦略
このVRコンテンツ、テクノロジー自体は数年前からあるものですが、注目すべきは、そのコンテンツを政府が主体となりながら、民間と協業して作り上げている点です。
大統領などの要職を巻き込んで話題性を担保しながら、民間の視点を取り入れてよりハイクオリティーなものに仕上げていく。こういったエストニアのマーケティング戦略は、日本にとっても参考になる点が少なくないのではないでしょうか。
また、VRエストニアのWEBサイトが、エストニアの公式フォントAinoを使っている点にも注目です。国ベースでトンマナを統一させるという、エストニアのブランディングにかける本気度具合が伺えるかと思います。
VRゴーグルを持っていなくても誰でも体験できるということで、ぜひお試しください!
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