その国のリアルな物価や生活様式を知ることができるスーパーマーケット。
海外のスーパーを見るのがとっても好きで、いろいろな国のスーパーを見てきた私が、エストニアのスーパーの日本との違いに驚いたこと10選をご紹介したいとおもいます!
スーパーはその国を物語る
海外に行ったらまず行くのが地元のスーパー。
観光地価格でなく、その国のリアル物価がわかるということと (お水やコーラーの値段を指標にすることが多いです!)、日本との違いを発見しては異国を感じておもしろい!
包装の仕方ひとつとっても、日本だけにいると分からない違いが発見できます◎
エストニアのスーパーに「えっ!」10選
ということで、エストニアのスーパーに行った時に驚いた日本との違いをご紹介したいと思います!
1、エストニア語しかないやん!
まずエストニアに到着して感じたのは、看板などがエストニア語表記のみだということ。
エストニアは、街中で英語が通じると聞いていたので、勝手に英語表記もあると思っていた私。
そしてスーパーに行って更にビックリ。
「商品の表示もエストニア語だけやん!!」
せめて小さく英語表記があると思いきやゼロ。
そこから私のgoogle翻訳アプリのカメラ機能で写真を撮っては商品名を知る日々が始まったのです。
(え?ゴキブリ?)
2、野菜ドーーーン!!!
スーパーに入るとだいたい野菜コーナーからはじまるのですが、入ってビックリ!
野菜ド〜〜〜ン!!!
基本的にじゃがいも玉ねぎ人参はこのスタイル。
それ以外にも、トマトや果物たちもドーーンスタイルが多いのです。
(基本1kgあたりの値段表記。袋に自分で詰めてその分の金額を支払います。)
ただ、私は思ったのです。
このスタイルは生産者・販売者・消費者のみんなに良いのではないかと…!
生産者にとっては規格外のものが生まれないのですべて売りに出すことができ、パック作業という工程が省ける。
(変形したものなど普通に売ってます)
販売者にとってはその分安く仕入れることができ、
消費者はその分お得に購入できる!更には日々の中で”野菜を選ぶ”という目利きが勝手に身についていくし、子どもへの食育にもなるんじゃないかなって思ったのです。
野菜ドーーンは三方よし!
3、ナスでっか!!
そんな野菜コーナーをみてた時にびっくりしたのがこちらのおナスちゃん。
日本の通常のナスの大きさのものは売っておらず、こちら一択。普通におナスの味で美味しかったです!(半分で日本の一本分。)
そりゃこの形みたら思い出しちゃいますよね…
エストニアのナスはバーバパパ!
4、牛乳が袋に入ってるのん!!
アメリカの牛乳と言えば1ガロンのポリタンクに入ったものを海外ドラマなどでみたこともあるのではないでしょうか?
そんななか、エストニアのスーパーで牛乳を買おうとしたらビックリ!
袋に入ってる!!
もちろんパック入りも売っていましたが、袋入りをみなさん普通に購入されていてビックリ。牛乳を入れる瓶などに移し替えてるのかしら?確かにエコとしての観点は◎
エストニアでよく使われるサワークリームも袋入りで売られていました!
5、え?詰替え?
自炊をする予定だったため大事な調味料であるマヨネーズとケチャップを買おうしたらビックリ!
通常の容器や瓶バージョンはみたことあるのですが、メジャーに売られてた包装の仕方がこちら!
シャンプーの詰め替えのよう!
実際つかってみると、最後まで使いきれたり、冷蔵庫での場所をとらないので意外と便利◎エコ観点でも◎
ただ、食卓に出すと自身で立たないでそれは不便でした。笑
6、牛肉をあまりみかけない
エストニアは鶏肉と豚肉が主流のようで牛肉をあまりみかけません。大きなスーパーだと売られていることもありますが、日本のすき焼き用のような薄切りはもちろんなし。
(上段は牛肉ですが真空のステーキサイズのみ)
また、味付けされているお肉もよく売られています!
ちなみにエストニアの鶏肉と豚肉はとっても美味しいです!脂身がほとんどなく淡白なんですが、柔らかくってしかも安い!唐揚げやとんかつを作りましたがパクパク食べちゃうレベルでした。笑
7、水の種類多!!!
お水コーナーに行くとあらビックリ!
両サイドにずらーーとならんだお水たち!
ガスなし、ガスあり、フレーバーつきなど、硬度もさまざまなものが売られています。(しかし軟水は数えるほどしかない…。)
また5L入りのお水も売られています…!確かに料理に使うからこの大きさは便利!
5Lで0.55€/約70円って安っっ!!でも歩いて持って帰るには辛い!笑
8、日本コーナーに必ず売られている◯◯
海外のスーパーに行くと必ずチェックするのが日本コーナー。
醤油などが売られているのか?日本の食品はあるのか?そんな風に母国進出レベルをチェックします。笑
大きなスーパーではほぼ日本/アジアコーナーのようなものがあり、そこには醤油やわさびなどが売られているのですが (顆粒だしはみかけません)、驚いたのがこちら!
巻き寿司を作るための巻き簾。
エストニアではSushiレストランがたくさんあり、Sushiという単語は皆さん知っている模様。お家で作るのか (?) 巻き寿司が作れるセットが売られているのです!
プレゼント包装も…!
ほかの国での日本文化の浸透度合いが分かるのって楽しい!ただ、のりや醤油などほとんどが日本のものではありません。笑
せっかくなので、現地調達での手巻き寿司パーティー in エストニアを開催!
もちろんメインの具はサーモンといくらちゃん♡スモークサーモンにしてみたら意外と手巻き寿司に合うのでぜひ試してみてください!
9、レジが合理的
海外のスーパーでは主流のレーン式のレジ。
初めてみた時は日本との違いに驚いたのですが、エストニアはさらに合理的でいいなとおもったのがこちら!
レジ後の荷物の袋詰め作業がふたりまでできるんです!
アメリカでは補助で荷物を詰める店員さんがいたりもするのですが、エストニアはこの形式が主流。
日本のように袋詰めする場所も必要ないのでスペースも有効活用できる!レジは座っているスタイルが多く、あるスーパーでは耳が聞こえませんという表示をつけた店員さんがいるレジもありました。
またほとんどがセルフレジも併設しており、どちらでも選べます。
バーコードをスキャンする端末を貸し出している店舗も。
商品をかごに入れるたびにピッとスキャンし、レジではその合計のお支払いだけ!と、セルフレジでのスキャン工程を省いたこれまた合理的なシステムで素敵!
スキャンした後、カゴでなく袋に直接いれていいのか定かではないのですが、 ”かごに入れて→袋に入れ替える” という工程も省ける!
かなりの時短になります。
日本の国民性にもとっても合ってるスタイルだと思いました。
(言語は英語もあり!国旗がイギリスマークでなるほど!)
10、謎の0.10€
お水やビールを購入したあと、レシートを見たらなにやらよく分からない0.10€が追加されていたのです。
調べてみると瓶や缶、ペットボトルにつくデポジットだと判明。
専用の機械に返すとデポジット分が割引レシートとして出てきて、そのスーパーで使える仕組み。
ヨーロッパ圏ではデポジット制を取り入れている国も多いようで、缶など潰れていたりすると機械は回収してくれないので要注意!(子供の工作でペットボトルを使うのはこちらでは出来なさそう…笑)
結論:スーパーからみるエストニアとは?
商品の包装方法やボトルデポジットがあるなど、リサイクル&エコの精神がベースにあるということとと、野菜の置き方やレジの仕組みなど合理的な考えが見てとれました。今後も進化していくのだろうなぁ…。
そしてなんと言ってもエストニアでSushimakiが浸透しているんですね!
▼エストニア人は合理的なサービスは愛用!
おまけ:
カゴ自体に車輪がついてる…!
意外と便利!笑
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